忘れてもらえないの歌

CAST

安田章大
安田章大   プロフィール
滝野亘(ギター、ボーカル)
お金のために無許可で床屋をやっている学生。戦時中は軍需工場で働き、戦後はお金のためにバンドを始める。調子のいい男。
福士誠治
福士誠治   プロフィール
稲荷義郎(作詞家、サックス)
作家志望の男。実家のしがらみの中、志願兵として戦地へ。音楽を通して自分の言葉を届けようとしている。素朴な男。
中村蒼
中村蒼   プロフィール
良仲一矢(作曲、ピアノ)
ジャズ好きの男。海軍の楽隊に入ろうとして、肺の異常で入隊審査に落ちている。純粋に音楽を愛しているので、滝野と対立していく。真面目だがアメリカかぶれの一面も。
佐野晶哉
佐野晶哉(Aぇ! group)   プロフィール
川崎大(バンドのボーヤ、ドラム)
戦争で孤児になり、闇市で物を盗んで暮らしている。後に盗むのは物だけでなく、技術、考え方などにも及んでいく。
木竜麻生
木竜麻生   プロフィール
芦実麻子(娼婦、ボーカル)
地方の農家の娘。出稼ぎの最中に空襲に遭い、東京に足止め。戦後、仕方なく娼婦をしている。進駐軍相手に覚えた片言の英語を使って、バンドで歌を歌い始める。常に影のある存在。
高月彩良
高月彩良   プロフィール
コオロギ(娼婦)
周辺の娼婦をまとめるリーダー的存在。芯の強い人間だが、戦後の混乱に容赦なく屈服させられ、常にイライラしている。ヒロポンの売買もしている。
村上航
村上航   プロフィール
曽根川(ドラマー)
滝野達のバンドに参加するドラマー。戦時中は海軍の楽隊におり、職人気質のミュージシャン。が、特別ジャズに愛情があるわけではなく、滝野と良仲の間に位置するような存在。
大堀こういち
大堀こういち   プロフィール
瀬田(バーテン、ウッドベース)
カフェガルボという名のジャズバーのバーテン。滝野達のバンドに参加する。とぼけた男だが、戦後の混乱の中でとぼけ続けるには、それ相応の覚悟のある男。
桑原裕子
桑原裕子   プロフィール
オニヤンマ(拾い屋)
ミュージシャンを進駐軍クラブに派遣する仲介業。さらに様々な職種を兼任している。常に混乱の中でしか成立しない仕事をしており、世の中が落ち着いてくると居場所がなくなってしまう。
 
渡辺哲
渡辺哲   プロフィール
鉄山(闇市を仕切るヤクザ)
戦後の混乱に、一切の悲壮感を持たず、混乱を楽しむかのように生きている男。善悪を並列に扱うので、強い者にも弱い者にも抵抗する。
銀粉蝶
銀粉蝶   プロフィール
レディ・カモンテ
(ジャズバー・ダンスホールの女支配人、歌姫)
カフェガルボの女支配人。ステージも務める。戦前からの歌姫。店もカモンテも戦時中から戦後まで、政府や進駐軍に翻弄され続け、抵抗したり迎合したりするうちに、自分を見失っていく。
安田章大(やすだ しょうた)
1984年9月11日生まれ 兵庫県出身

04年に“関ジャニ∞”のメンバーとして「浪花いろは節」でCDデビュー。俳優として、映画、ドラマ、舞台とコメディからシリアスな作品まで数多く出演し、その演技力は高く評価されている。近年の主な出演作は、【舞台】「マニアック」(19)、「俺節」(17)、「ジュリエット通り」(14)、「トラストいかねぇ」(11)、「カゴツルベ」(09)、「818」(08)、【映画】「スキャナー 記憶のカケラをよむ男」(16)、「ばしゃ馬さんとビッグマウス」(13)、【ドラマ】「なるようになるさ」シリーズ(14、13・TBS)、「夜行観覧車」(13・TBS)、「ドラゴン青年団」(12・MBS)、「ROMES/空港防御システム」(09・NHK)など。関ジャニ∞での担当楽器はギター。シングルのカップリング曲や、アルバム曲の作詞作曲を手がけることも多く、音楽面でも多彩な才能を発揮している。7月14日よりスタートする7連続8度目となる全国5大ドームツアーで観客総動員数1000万人を突破する。現在はバラエティー番組「関ジャム完全燃SHOW」(EX)、「関ジャニ∞のジャニ勉」(KTV)、「ありえへん∞世界」(TX)、「関ジャニ∞クロニクル」(CX)にレギュラー出演している。
福原充則(ふくはら みつのり)
脚本家・演出家 神奈川県出身

2002年にピチチ5(クインテット)を旗揚げ。さらに「ニッポンの河川」なるユニットを立ち上げる一方、12年には「ベッド&メイキングス」を旗揚げし、幅広い活動を展開。生活感溢れる日常的な光景が、飛躍を重ねて宇宙規模のラストまで結実するような独創的な物語作りを得意とし、深い人間洞察の視点も持ち合わせる。09年には宮﨑あおい主演「その夜明け、嘘。」の脚本・演出を担当するなど、プロデュース公演の演出、脚本提供も数多く、劇場の条件を問わず強烈な個性を発揮する。11年には「美男(イケメン)ですね」で赤坂ACTシアターに進出、17年の「俺節」ではその演出力が高い評価を受ける。また、代表作でもある『墓場、女子高生』は、高校演劇での上演希望が後を絶たず、全国各地で上演が繰り返されている。18年、「あたらしいエクスプロージョン」にて第62回 岸田國士戯曲賞を受賞。CBC「占い師 天尽」、NHK「福家警部補の挨拶」、NTV 連続ドラマ「視覚探偵 日暮旅人」(全話脚本) 、BSジャパン『極道めし』、24時間テレビ ドラマスペシャル『ヒーローを作った男 石ノ森章太郎物語』などでテレビドラマ脚本を、12年全国公開の「琉神マブヤー THE MOVIE 七つのマブイ」で映画脚本を初執筆後は、「血まみれスケバンチェーンソー」シリーズを手掛け、15年公開の映画「愛を語れば変態ですか」では監督デビューを果たす。19年4月期・7月期の新日曜ドラマ『あなたの番です』では、NTVで25年ぶりとなる2クール連続ドラマの脚本を担当する。
福士誠治(ふくし せいじ)
1983年6月3日生まれ 神奈川県出身

2002年に「ロングラブレター 漂流教室」(CX)でドラマデビュー。06年にNHK連続テレビ小説 「純情きらり」でヒロインの相手役を演じ注目を集め、以降話題作に次々と出演。10年には「RENT」でミュージカルに初挑戦し、主演を好演する。また16年には舞台「幽霊でもよかけん、会いたかとよ」で演出家デビュー、18年には短編映画「おやぢるどれん」で監督デビューを果たす。19年より『MISSION』として音楽活動を開始。2月にデビューアルバム 「ONE-NESS」をリリースし、ライブも精力的に行っている。近年の主な出演作品:【映画】「愛しのアイリーン」(18)【ドラマ】TX「スパイラル~町工場の奇跡~」(19)、NHK総合「ぬけまいる~女三人伊勢参り」、BSジャパン「極道めし」主演、TBS「アンナチュラル」(18)、【舞台】フィギュアスケート×源氏物語「氷艶-月光かりの如く-」、ミュージカル「スリル・ミー」(19)、劇団☆新感線「修羅天魔~髑髏城の七人 Season極」(18)など。
中村蒼(なかむら あおい)
1991年3月4日生まれ 福岡県出身

2006年、舞台『田園に死す』で俳優デビュー。以降、テレビドラマや映画、舞台などで幅広く 活躍している。近年の主な出演作品:【映画】「空飛ぶタイヤ」(18)、「ポンチョに夜明けの風 はらませて」「HiGH&LOWTHW MOVIE 2 END OF SKY」(17)、「バースデーカード」「嫌な女」(16)、【ドラマ】NHK-BSプレミアム「赤ひげ2」、FOD・Netflix「夫のちんぽが入らない」、 NHK総合・NHKBS8K「浮世の画家」、NHK総合「詐欺の子」、時代劇専門チャンネル「闇の歯車」(19)、BSジャパン連続ドラマJ「命売ります」主演、BSプレミアム「悪魔が来りて笛を吹く」、BSプレミアム「ダイアリー」、NHK総合「赤ひげ」(18)、【舞台】「お気に召すまま」(19)、ふたり芝居「悪人」(18)、「OTHER DESERT CITIES」(17)など。
佐野晶哉(さの まさや)
2002年3月13日生まれ 兵庫県出身

2016年にジャニーズ事務所に入所。関西ジャニーズJr.内のユニット「Aぇ! group」の最年少 メンバーとして活躍中。バク転やドラムが得意。現在は、NHK総合「まちけん参上!~あなたの街のおもしろ検定~」、KTV「関ジャニ∞のジャニ勉」、FM OH!「関西ジャニーズJr.のバリバリサウンド」に出演している。近年の主な出演作品:【コンサート】関西ジャニーズJr 「X'mas Show2016」「ジャニーズWEST 1stドーム LIVE ♡24(ニシ)から感謝届けます♡」 (16)、【映画】「映画 少年たち」(19)、【舞台】「僕らAぇ! groupって言いますねん」「もしも塾 萩公演」(19)、「明日を駆ける少年たち」(18)など。
木竜麻生(きりゅう まい)
1994年7月1日生まれ 新潟県出身

14歳の時に原宿でスカウトされ、大学進学を機に上京。本格的に芸能活動を始める。映画デビューは2014年の大森立嗣監督『まほろ駅前狂騒曲』。2018年公開映画、瀬々敬久監督「菊とギロチン」では300人の中から花菊役に選ばれ映画初主演を飾る。また同年に公開された「鈴木家の嘘」でもオーディションを兼ねたワークショップで400人の中から選ばれ、ヒロイン鈴木富美役を務めた。この2つの作品の演技が評価され毎日映画コンクール スポニチグランプリ新人賞やキネマ旬報ベスト・テン新人女優賞など数々の新人賞を受賞する。また今後の出演作品としては、映画「東京喰種【S】」や初の連続ドラマの主演作の「まどろみバーメイド」やNHK大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」がある。
高月彩良(たかつき さら)
1997年8月10日生まれ 神奈川県出身

07年にスカウトで見出され、08年に女優デビュー。12年に舞台『BASARA』主演に抜擢。また 14年のアニメ映画『思い出のマーニー』では主人公の声を務める。近年の主な出演作品:【映画】「L♡DKひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。」、「翔んで埼玉」(19)、【ドラマ】TBS「重版出来!」(16)、BS12 トゥエルビ「居酒屋ぼったくり」、メ~テレドラマ「ミューブ♪~秘密の歌園~」(18)、【舞台】朗読劇シリーズ《恋を読む》「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」(19・18)、【その他】「内村文化祭’18 灼熱」(18)など。
村上航(むらかみ わたる)
1971年1月17日生まれ 長野県出身

劇団猫のホテルをベースに、舞台、テレビドラマ、映画などで活躍。ロックバンド「モックズ」 ではボーカル&ギター村上渡として活動する。近年の主な出演作品:【映画】「音量を上げろ タコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!」(18)、【ドラマ】EX「特捜 9 season2」、 WOWOW「虫籠の錠前」(19)、【舞台】久保と人間「やまいだれにやまいだれ」、「みみばしる」(19)、「ハングマン」(18)、「俺節」(17)、【テレビ】「マツコの知らない世界」(18)など。
大堀こういち(おおほり こういち)
1963年4月5日生まれ 宮城県出身

五月舎養成所卒業後、劇団健康(現ナイロン 100°C)に旗揚げより参加し、92年に脱退。00年には温水洋一氏との二人芝居「O.N.アベッ􏰇ホームラン」結成。また、細川徹氏のコントユニット「男子はだまってなさいよ!」にはレギュラー出演している。近年は映像制作や舞台演出、フォークシンガー小象(しょうぞう)としての音楽活動なども精力的に展開。近年の主な出演作品:【映画】KABUKI DROP(16)、【ドラマ】EX「家政婦のミタゾノ」、TX「びしょ濡れ探偵 水野羽衣」(19)、【テレビ】NHK E テレ「シャキーン!」、【舞台】M&Oplays「ロミオとジュリエット」(18)など。
桑原裕子(くわばら ゆうこ)
1976年7月19日生まれ 東京都出身

KAKUTA 主宰。作・演出・女優。09年に劇団公演「甘い丘」の作・演出で平成 21年度文化 庁芸術祭芸術祭新人賞を受賞。15年「痕跡」で第 18回鶴屋南北戯曲賞受賞。17年「荒れ野」が第5回ハヤカワ悲劇喜劇賞と第70回読売文学賞戯曲・シナリオ部門賞を受賞。近年の主な出演作:劇団公演「らぶゆ」(19年、作・演出も)、てがみ座「海越えの花たち」(18)、「俺節」、おふぃす 3○○「鯨よ!私の手に乗れ」(17)など。2018年4月より、とよはし芸術劇 場芸術文化アドバイザー就任。11年の劇団作品を白石数彌監督が映画化した『ひとよ 一 夜』(原作・出演)が 11月8日より公開予定。
渡辺哲(わたなべ てつ)
1950年3月11日生まれ 愛知県出身

75年に劇団シェイクスピアシアター創立に参加。85年に黒澤明監督「乱」で映画デビュー。以降、その強面を生かし個性派俳優として名だたる監督の作品をはじめとした映画に数多く出演。また、個性的なキャラクターを生かし、CM、ドラマ、舞台へも多数出演。近年では、米映画、韓国映画、香港映画などの海外作品への出演も多い。近年の主な出演作品:【映画】米映画「DARC」、「終わった人」(18)、【ドラマ】EX「科捜研の女」(19)BS プレミアム「雲霧 仁左衛門 4」、TX 「インベスターZ」、WOWOW「不発弾~ブラックマネーを操る男~」(18)、【舞台】明治座「50周年記念 前川清特別公演」(19)、「レインマン」、ひとり芝居「カクエイはかく語りき」(18)など。
銀粉蝶(ぎんぷんちょう)
1980年代初頭、劇作家・演出家の⽣⽥萬と共に劇団『ブリキの⾃発団』を創⽴。演技派⼥優として数多くの舞台・TV ドラマ・映画に出演。2010 年、二兎社公演『かたりの椅⼦』、『ガラスの葉』で第18 回読売演劇⼤賞 優秀⼥優賞を受賞。近年の主な出演作品:【映画】『ねことじいちゃん』(19)、【ドラマ】NTV『奥様は、取り扱い注意』(17)、NHK『わろてんか』(18)、【舞台】『遠野物語・奇ッ怪 其ノ三』(16)、百⻤オペラ『羅⽣⾨』(17)、妄想歌謡劇『上を下へのジレッタ』(17)、『近松⼼中物語』(18)、唐組30周年記念『吸血姫』(18)、NODA・MAP『贋作・桜の森の満開の下』(18)、範宙遊泳『うまれてないからまだしねない』(19)、『美しく青く』(19)など他多数。

COMMENT

安田章大 今回は福原充則さんの書き下しということで、どんな物語になるのか、どんな人物を生きられるのか、喜びとワクワクでいっぱいです。
僕は福原さんが描く世界、辛くて厳しい現実を、苦いものを抱えながらも何とか生きていこうとする人達を、笑いも入れながら描くところが好きだなあと改めて感じています。だって、それこそが人生のリアルだと思うんです。人は笑うことでまた頑張れる、生きていけるんだと思います。
僕自身、『俺節』から2年の間に、病気や怪我でたくさん心配や迷惑をかけたこともあって、どう生きたいのか、どう生きていくのかということをいろいろ考えました。そんな経験も活きてくるような気がしています。観てよかったと思ってもらえる舞台になるように、全力で頑張ります!
福原充則 これまでに、戦時中の演劇の話と、戦後の映画の話をやってきたので、その時代の表現者の話として、もう一つ“音楽”をやりたいなと思ったのが、そもそもの発端でした。
とはいえ、戦中・戦後という大変な時代を生きる人のタフさを表現するには尋常じゃないエネルギーが要りますし、暗い芝居にはしたくない。そんなタフさと明るさ、それも、人の痛みをわかった上での華やかさみたいなものを持った人なんて、いるんだろうか……?
そういうことを考えたときに浮かんだのが、「俺節」を一緒につくってくれたヤスこと安田章大くんの顔です。ヤスのために何かを書くということも出来たんですけど、僕に今書きたいものがあって、最初にヤスの顔が浮かんだというのが、すごくよかったなと今改めて感じています。
主人公は、焼け野原になった東京で、心が空っぽなままじゃ生きていけないことに気が付き、心に何か入れるなら、絶望ではなくポジティブな感情を入れて前に進もうと思った男。キビしい現実を、バカバカしいくらい明るく前向きに生きていこうとする人です。ビジュアル撮影の時のヤスは、なんだかとても色っぽくて、ちょっとドキッとしました。「俺節」から2年経った今のヤスや、今回初めて仕事をする人を含めたメンバー全員と、稽古場でどんなふうに出会って、どんなものをつくっていけるのか、緊張もありつつ、楽しみにしています。

STAFF

脚本・演出 福原充則   プロフィール
音楽監督 門司肇
美術 二村周作
照明 斎藤真一郎
音響 藤森直樹
衣裳 髙木阿友子
ヘアメイク 大宝みゆき
映像 石田肇
振付 近藤良平
アクション 渥美博
歌唱指導 益田トッポ
演出助手 相田剛志
舞台監督 幸光順平
制作 笠原健一、重田知子
プロデューサー 熊谷信也
(キョードー東京)
企画製作 キョードー東京/TBS
楽器協力 GUITAR SHELTER
 
宣伝映像 ピース・トライブ
東京 No.1 エンターテイメント
宣伝映像ディレクター 山口保幸
宣伝美術 トリプル・オー
宣伝写真 永石勝
宣伝ヘアメイク 大宝みゆき、水口美穂、
高橋君江
宣伝衣裳 早船光則、遠藤和己
(東宝コスチューム)
衣裳協力 TADASHI SHOJI
マツオブライダルサービス